二世帯住宅は距離感が大事
二世帯住宅で最も重要なポイントは、距離感といえるでしょう。一方の家族に血のつながりがあるといっても、違う世帯が同じ空間、近い距離で生活するとなると、様々なすれ違いが生じるものです。そのすれ違いをうまくかわすことができる距離感を作って家づくりをすることが、長く快適に生活するために必要なことです。近すぎず、遠すぎない距離を探さなければなりません。
同居にも複数の種類がある
二世帯住宅で同居するというと、同じ家の中で同じような生活をすると考える人が多いですが、そればかりではありません。同居には様々な種類があります。二世帯住宅には、大きく2つの種類があります。ひとつが一部分離型で、基本的には同じ屋内で暮らしますが、それぞれの世帯が別々で過ごすことができるスペースも確保するものです。もうひとつが世帯分離型で、完全に生活スペースを区切りながら、近い距離で生活するものです。
生活時間帯のずれを考える
二世帯住宅の家造りのポイントは、生活時間帯です。一方の世帯が朝早く行動を開始し、夜は早めに就寝するのに対して、もう一方の世帯が夜遅くに帰宅するとなると、生活時間帯がずれてしまいます。生活音が気になって、両者が快適に生活することができません。生活時間帯を考慮して家づくりをするとよいでしょう。
くつろげる空間をつくりだす
二世帯住宅を造る際には、二世帯の家族全員がくつろぐことができる空間を作ることがポイントです。一部の生活がかぶるだけでは、そっけなくなってしまうので、互いがくつろげる空間を作るとよいでしょう。
二世帯住宅のメリットとしては、子どもがいる場合に子育てを手伝ってもらえるということが挙げられます。生活費などが安くなるというコスト面でも、メリットがあるケースも考えられます。
